2013年5月7日火曜日

【GAの壁】アナリティクスの新規のユニークユーザーは何人?

リピーターと新規でユーザー別に訪問回数や平均の閲覧ページビュー数などを見て動向を把握します。クライアント側でユーザー分析をしたことがない場合のとっかかりとして役立ちます。通販系では、リピーターに何回も買い物をしてもらうほうが基本的にコストが低くてすむことが多いし、購入金額も新規よりは高めになる傾向が(一般的に)あるので、リピーター強化に力を入れる場合が多いかなと思います。
で、そんな貴重な指数であるクユーザー(ユニークユーザー、単位は○人)ですが、アナリティクスではサマリーで調査期間内のユニークユーザーは表示されていても、そのうち新規ユーザーは何人、という明記がありません。どういうことよ!? 通常、解析ツールなら大体掲載されてますよね。
ユーザーサマリーの「新規訪問とリピーターの割合」は全セッション数における新規とリピーターのセッション数(訪問回数)の割合であって「○人」ではありません。
アナリティクスの新規訪問の定義は、
『調査期間内に本当に初めてそのサイトを訪問』
のようです。つまり、初めてサイトを訪問した初回の1セッションだけが新規訪問という扱いで、その定義からすると新規訪問=新規訪問者数 と考えることができます。
だけどややこしいのが、じゃあその新規訪問者さんが例えば同じ日に再度訪問した場合はどうなんだ、というと↓
 Web担当者フォーラム:http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/04/07/5336
すごくわかりやすくマンガで説明してくれています↓
カグア!さん:マンガで学ぶGoogle Analyticsの新規ユーザー:http://www.kagua.biz/help/manga-repeater.html

さあ、何がなんだかわからなくなってきてる人もいるのでは。GAでは新規ユーザー(○人)という概念は明示していません。新規訪問回数=新規訪問者数 と考えることはできても、リピートユーザー(●人)という概念はなく、単純に新規ユーザー数をユニークユーザー数から引いただけでは算出できない、ということです。

言葉のメージからすると、調査期間内の新規ユーザーは新規ユーザーとしての行動把握ができそうな感じですが、 GAはセッション基軸なんですね。細かいユーザー動向の把握には向いているとはいえません。プレミアムはどうかしりませんが。
知らないとぶちあたる、分かっても納得がないかないGAの壁でした。

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